今の物質の素は無から生じたと考えられている。物質の素が生じる時、同時に反物質が生じた。その反物質はどこへ行ってしまったのか。解明されていない大きな謎である。量子揺らぎにより物質と反物質は生成と消失を繰り返していると考えら… 続きを読む 反物質はどこ?
カテゴリー: フィクション
ブラックホールと事象の地平
ブラックホールの境界線、いわゆる事象の地平では観測者から見ると、そこに到達した宇宙船は時間が停止し大きさがなくなる。これは実際に宇宙船の存在が消失するのでは無いので幻と言っても良いのかも知れない。実際、相対性理論が示すと… 続きを読む ブラックホールと事象の地平
物理法則と時間の向き
物理法則と時間 我々の知る物理法則には時間の矢を含んだものは存在しないことはよく知られている。つまり如何なる物理法則も時間が過去から未来への一方向に限定されると示しているものはない。しかしながらこれは物理法則が時間の向き… 続きを読む 物理法則と時間の向き
ブラックホールの本質について
宇宙空間が光速度で膨張している。そしてそれに対して質量を有するものは若干遅れて引っ張られていく。質量がある分、時間軸の進みが遅い。そしてその差(つまり時間的距離)は次第に広がっていく。時間的距離が光速度を越えるともはや相… 続きを読む ブラックホールの本質について
加速度膨張宇宙の本質
仮定1:宇宙空間は光速度で広がり続けている 重力は距離の2乗で作用する(ニュートンの万有引力の法則)。そして重力は時間を遅らせる。重力が時間を遅らせる本質は、相対論が正しければ時空間を歪ませるためである。ということはつま… 続きを読む 加速度膨張宇宙の本質
絶対時間は存在するか
カルロヴェッリ(「時間は存在しない」NHK出版)によると、同時性というものはある程度離れた場所では意味が無くなるらしい。何故なら、時間の進みは重力場の強さのみならず、運動速度によっても変わるからだ。これは絶対時間というも… 続きを読む 絶対時間は存在するか
我々のいる宇宙
広大な宇宙。ビッグバンから始まったと言われるこの宇宙は、現在も膨張を続けている。しかも加速度膨張している(?!)。アインシュタインの相対論が有効なこの宇宙は、つまり「時空間の場」は光速度を超える速さで膨張している(?!)… 続きを読む 我々のいる宇宙
未知の存在1
空中を漂う不思議なシャボン玉を想像しよう。このシャボン玉は空間のある位置を占めるが、自由に動き回ることが出来、なおかつその外側の何物とも干渉することがない。このような存在は、我々にとってはないに等しいだろう。相互干渉でき… 続きを読む 未知の存在1