愛犬の唾液瘤の治療法

うちのマロン(ロングコートチワワ、11歳雌)の首回りに柔らかい腫瘤が出来ていた。マロンの様子に変なところは無くて僕は全く気付かず、妻が気付いた。かかりつけの動物病院に連れて行ったら「唾液瘤(頸部唾液瘤)」という診断だった。治療は、注射器で腫瘤内の液を吸い取って除くというものだった。血液の混じった漿液成分が10cc位採取された。抗生剤が3日分処方された。再発の恐れありとのこと。手術して切除する方法もあるらしいが、とりあえず最初ということもありそれはよした。案の定、数週間後に再発した。そしてまた注射器で穿刺吸引。そしてまた再発。「そろそろ外科手術かな」などと考え始めた頃、あることをきっかけに突然再発が止んだ。

むかしからマロンは口臭がきつかった。基本的に餌はドライタイプのドッグフード。人間の食べるものは与えていない。私の好きな焼き海苔やリンゴをちょくちょくあげるくらい。ある日、犬の歯磨き用手袋というのを売っているを見かけて買ってみたが、やってみるとマロンが嫌がって、口を開けるのも大変で諦めた。辛抱強く続けていたらマロンも慣れて、歯磨きの習慣が付いたかも知れないが、そうなる前に他の方法を取り入れた。歯磨きガムというやつだ。これが大当たりで、マロンの毎晩の楽しみの一つとなった。私が寝室へ行こうとすると、歯磨きガムをもらう時間と察して毎晩大騒ぎになる。

そして、この歯磨きガムを始めてから全く唾液瘤が出来なくなった。

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カテゴリー: 犬の話

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