会社を立ち上げたのが、今年(2019年)の4月5日。同時に収益物件を探し始めた。
長期的投資戦略
10年後の年間家賃収入が1000万円を目標に戦略を立てた。
年収1000万円ということは、月当たり84万円。管理会社に支払う手数料が税込5.5%と想定すると、月90万円を目標にする。仮に一部屋平均月5万円の家賃収入とすれば、90÷5=18部屋ということになる。ただし空きが出ることを考慮する必要があるので、多めに見積もって24部屋くらいで考える。
ということは、6部屋アパートであれば4棟という見積もり。
例えば、満室月収30万円の6部屋アパートの場合、利回り10%以上の物件とするには、3600万円以下を購入することになる。逆に言えば、利回り10%以上の物件を3600×4= 合計1億4400万円分揃える必要がある。これを10年で達成するには、毎年1440万円の物件を入手するということになる。
例えば2000万円の物件を購入するとする。これで終わりでは無く、最終的には1億円以上の物件を入手するつもりなので、出来るだけどこかからお金を借りる。最初は出来れば、全額融資、つまりフルローンで始めたい。
2000万円の利回り10%以上物件となると、築古の木造一棟アパートになると思う。となるとメガバンクの融資は難しい。地方銀行や信用金庫は地域密着型なので、地元で物件を探す分には良いが・・・。
まず、日本政策金融公庫に相談することにした。
他の金融機関と融資基準が異なり、使途が事業であれば相談の価値ありとのこと。しかも他と比べて低金利ということで第一選択とした。
狙うは木造の一棟アパートだ。
参考文献:まずはアパート一棟、買いなさい!新版(SBクリエイティブ)
収益物件には、マンション、戸建て、アパート、駐車場などがあるが、予算が数百万くらいなので、マンションなら区分マンションになるだろう。関連本などで勉強した結果、木造の一棟アパートで探すことにした。
木造アパートの収益物件としてのメリット
- 区分マンションなどに比べて高利回りが期待できる
- 鉄筋・鉄骨やRC造に比べてリフォームや修繕費が安い。また物件自体も安め。
妻と相談し、自分たちが住んでも良いと思えるところで探そうということになった。基本、私はどこでも良いので、結果として妻の意見で関西の都会で探すこととなった。つまり、神戸、大阪市内、京都市内、奈良市内といったあたり。海に近い木造物件は潮風の影響で実質の耐用年数が大幅に短くなると思われるため除外。利回りは20%以上を探す。